オイルプロジェクトのモデルケースをご紹介します(2)|ガラス瓶、プラスチック容器の仕入れならつつむすび

日硝実業株式会社|NISSHO JITSUGYO CO,.LTD.

     

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オイルプロジェクトの
モデルケースをご紹介します(2)

西日本営業部 九州営業所長

小材 雄二

商品管理部

眞下 佳代

日硝実業の新たな挑戦、オイルプロジェクト。これまで手がけてきたトータルパッケージングや柔軟な提案力を活かし、オイルに特化した商品開発プロジェクトチームを発足。今回は、実際に商品を開発・製造するにあたり、どのようなケースの依頼があるのかを、プロジェクトメンバーに聞きました。

容器への加工の有無で納品スケジュールは変わってきます

数量の目安などはありますか。

小材:
お問い合わせをいただき、発売まで至るご依頼では、平均的に、2000本〜3000本が多いと思います。もっと少量でもご対応可能ですが、商品ひとつあたりのコストが上がるため、いざ商品を販売するとなると価格がネックになりがちです。市場で売れる商品作りには、3000本をひとつの目安にお考えいただければと思います。

スケジュールについてお聞かせください。

小材:
容器のみのご要望であれば、お問合せからご納品まで1か月〜2か月といったところです。これには、最初のヒアリング、その後の容器提案、ご納品という流れが含まれます。単純に既製品そのままの容器の販売であればご注文後1週間程度でご納品が可能ですが、オイル用となると、容器に遮光性を持たせるための塗装を施したり、ラベルを印刷したりしますので、1か月〜2か月という期間をご案内しています。
眞下:
中身のオイルをご支給いただき、容器に充填して完成した商品としてご納品というケースでは、充填工程に加え、化粧箱に商品を入れるアッセンブリー期間がありますので、もう少し期間が伸びます。トータルで3か月としてお考えいただければ問題ありません。お問い合わせ後3か月、90日と考えると少々長いように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この期間モノ作りは当社にお任せいただき、お客様は販路開拓や通販サイトのご準備に専念いただけますので、結果としてより早く売り上げに繋がるかと思います。もちろん、発売日が決まっている場合など期日ありきでも、お問合せいただければ実現できるようにスケジューリング含めてご提案をいたします。

日硝実業に任せる、というメリット

どのようなスタッフが関わりますか。

小材:
お客様との窓口はお客様担当の営業マンが担います。このほか、容器調達の専門スタッフ、充填加工を行う協力会社と交渉を行う担当者、商品の品質全般を考える品質保証スタッフ、パッケージ作りを行うデザイナーといった、商品作りの専門家がチームを組んでご対応いたします。複数の人間が並行して仕事を進めるので、お客様がご自身で商品作りを行われる場合に比べて、スピード感がある商品作りを実現できます。

丁寧なヒアリングで、しっかりとした商品企画

オイル作りの経験がなく、依頼内容があいまいな場合でも対応してもらえますか。

小材:
お問い合わせの対応で一番大切だと考えているのが、商品の企画が固まる前、お客様のご要望をヒアリングする段階です。できるだけお客様と直接お会いして、ヒアリングをするようにしています。すべてが具体的に決まっていなくても、大まかなイメージをお聞かせいただければ問題ありません。ヒアリングの場で必要な情報を一緒にお考えすることもありますし、ご不明な点があれば、そこを補うご提案を当社からいたします。ヒアリングも必要に応じて2回、3回と重ねていき、しっかりとした商品企画を完成させます。最初の企画があいまいでは、量産に向かう工程で余計な時間やコストが発生する原因になります。最初の商品企画に1か月ほどかける場合もよくあります。

試作品などは用意してもらえますか。

眞下:
もちろん可能です。商品のデザインをご検討いただくために、容器にラベルを貼った姿見本をご用意することは多くあります。パッケージデザインのご検討にはデジタル印刷機などを使い、本番に近いレベルの試作品をご用意することもできます。
小材:
フレーバー付きオイルの場合は、食品メーカーの研究室でレシピ開発をしてご提案をします。販売価格や食品添加剤、化学調味料などを使えるか否か、賞味期限のターゲットなど、量産する商品としてレシピ開発を行うのは結構難しいことです。特に賞味期限の長さは重要で、保存性を優先するか味を優先するかでレシピ開発の方向性が大きく変わっていきます。食品の保存性には容器選択と充填条件、そしてレシピが密接に関係しています。このあたりを総合的にご提案できることが当社の強みですね。

商品の充填にはどのくらいの時間を要しますか。

小材:
充填加工自体は数日、お問い合わせが多い3000本くらいの数量では1日で終わることが多いです。充填加工を行う日に向けて、使用する包装資材の調達や生産、品質面、仕様面のお打ち合わせといったところに時間をかける必要があります。

最後にお客様へメッセージをお願いします。

小材:
当社はトータルパッケージングをうたい、お客様の商品作りすべてお任せいただける体制をとっています。商品作りに関する、製造、容器の調達、デザイン、品質保証といった専門家がスタッフとして在籍しており、チームでお客様の商品作りを幅広くサポートいたします。お客様にとっての新商品開発部としてお使いいただければと思います。
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