軟包装の使い方・よくあるご質問
必ずお読みください
禁止事項
ご使用の際、してはいけないことを表しています。
■電子レンジNG
電子レンジ加熱を、密封状態で行うと袋が膨張し破裂する恐れがありますので、ご使用になれません。
※アルミ箔を用いた袋は、袋をあけた状態でもご使用になれません。
■レトルト包装の適用範囲
レトルト用規格袋は、ボイル殺菌用途でご使用になれません。袋が破裂する恐れがあります。
■直火加熱NG
直火で加熱することは絶対におやめください。袋が溶けて変形・破損する恐れがあります。
注意事項
人がけがをしたり、財産に損害を与える恐れがある内容を表しています。
■ご注文の前にサンプルで中身との適正を必ずご確認ください。
ご使用の際、内容物の特性上適さない場合もありますので、ご注文の前に予め内容物との適性をご検証いただき、適正に問題がないこと確かめたうえご使用願います。
検証用サンプルのご請求は、各商品詳細ページの「サンプル請求・問い合わせ」ボタン、または、お問い合わせフォームからお願いいたします。
■加熱殺菌条件を守る
製品に指定されている加熱殺菌条件を超えて加熱しないでください。破袋する恐れがあります。
また、内容物によっては条件範囲内であっても破袋する恐れがありますので、ご使用になる前に必ずテストを行いご確認願います。
■子供の手の届かないところへ保管
幼児や小さなお子様などが製品で遊んだりすると、誤って袋をかぶったり、口に入れたりして、窒息する恐れがあります。
必ず手の届かないところに保管してください。
■内容量の設定
内容量の設定は商品詳細ページにある「容量目安」を参考にお決めください。
ご使用の前に実際にテスト充填を行い、容量がはいるか、シールやキャップが出来るかを検証してください。
袋の材質によっては、内容量に対して、強度が満たないものもありますのでご使用になる前にご確認願います。
■製品梱包時の注意
充填した商品を出荷用段ボール箱などに梱包する際、梱包方法や過剰/過少な入数によって落下や衝撃により破袋する恐れがありますので、出荷用梱包には十分ご注意願います。
■常温屋内での保管
直射日光、高温多湿を避け屋内にて保管してください。保管状態によっては、変色劣化することもあります。
一度開封した製品は、 ほこりや異物が入らないようにテープで再封し保管してください。
■袋の破れに注意
凹凸のある内容物を充填する際、袋に傷を付け破れる恐れがありますので、ご使用になる前にご確認願います。
■冷凍輸送時に注意すべき点
冷凍輸送は、内容物が凍結し硬化した状態になりますので、隣り合う商品同士、および梱包材への接触により袋に穴が開く場合があります。
また、フィルムが貼り付き破袋する恐れがありますので、梱包時の配列にご注意願います。
■返品について
開封された商品は、弊社に起因する事情を除き、品質管理上返品をお断りしています。
よくあるご質問
デリバリー編
- 注文単位、送料を教えてください。
- ご注文単位は1ケース単位、送料込みでの価格です。
- 規格袋の納期を教えてください。
- 軟包材製品が全国的に品薄状態になっていますので、納期を確認の上でご注文ください。
- 規格袋の注文方法を教えてください。
- つつむすびからご注文ください。間違いを防ぐために電話でのご注文はお控えください。ご質問やご要望につきましても、お問合せフォームのご利用をお願いいたします。
- 規格袋の運送会社や配送日時の指定はできますか?
- 配送日は注文時にご指定いただけます。時刻や運送会社のご指定は承っておりません。
- 規格袋はどの地域から出荷するのですか?
- メーカーの出荷倉庫(愛知県、福岡県)からの出荷です。
- 規格袋の海外発送はできますか?
- ご希望の場合は、つつむすびご注文時の「ご指示」欄に海外発送希望をお伝え下さい。弊社営業担当から折り返し詳細をお伺いいたします。
性能編
- 加熱殺菌とは何ですか?
- 加熱殺菌は食品の保存性を高めるために包装後の商品に熱を加えて袋内の微生物の数を減らす処理です。なお、食品の種類・保存期間・保存方法・微生物により加熱殺菌条件(温度・時間など)を変える必要があります。
- ボイル殺菌とレトルト殺菌の違いを教えてください。
- ボイル殺菌は湯煎(水の沸点100℃以内)を利用した湿熱殺菌です。一方、レトルト殺菌は100℃を超える加圧加熱殺菌です。加熱時・冷却時に圧力調整することがレトルト殺菌の特徴です。
- レトルト殺菌(100℃超)に使用できる袋が、ボイル殺菌(100℃以内)に使用できないのはなぜですか?
- レトルト殺菌に使用されるフィルム(CPP)は耐熱性に優れますが、ボイル殺菌に使用されるフィルム(LLDPE)と比較し耐圧強度が大きく劣ります。
レトルト殺菌は装置内の圧力調整により袋の熱膨張を最小限に抑えられます。一方、ボイル殺菌装置の多くは圧力調整ができず袋に大きな負荷が加わり、破袋の危険性が非常に高くなります。このためレトルトタイプの規格袋はボイル殺菌に用いることが出来ません。ただし、圧力調整のできるボイル殺菌装置の場合は使用可能です。
- バリア性とは何ですか?
- 酸素や水蒸気などの気体を遮断する性質です。ガスバリア性(酸素透過性)や水蒸気バリア性(水蒸気透過性)として表現され、数値の少ないものほどバリア性が優れているといえます。
- ガスバリア性はどんなときに必要ですか?
- ガスバリア性は、酸化防止、水分保持、保香性(移香防止)が求められる場合などに必要とされます。
- 真空包装とは何ですか?
- 真空包装は商品を包装する際に袋内の空気を除去する処理です。内容物の酸化防止の目的や、ボイルやレトルトの加熱殺菌を行う場合などに幅広く用いられます。微生物の中には酸素が無くても生存可能なものも存在し、真空包装によって必ずしも食品の保存性が高められる訳ではありません。保存性向上という面では加熱殺菌や冷凍保存など他の処理と併用される場合があります。
- 真空包装を行う際、どのようなことに注意すればよいですか?
- 内容物がスポンジ状で空気を多く含んでいたり柔らかい場合などは、脱気の際に変形や破損する恐れがありますので、真空包装には不向きといえます。また、真空包装する際にはそれ以外の場合と比較してゆとりを持ったサイズ設定が必要となりますので、サンプルでのご確認が必要です
- 脱酸素剤を使用できる規格袋はありますか?
- ご要望やご条件に併せて提案いたします。営業担当者までお問い合わせください。
- ガス抜きバルブの付いた規格袋はありますか?
- 規格袋にはありません。別途にて提案いたしますのでご要望・ご条件を営業担当者までお伝え下さい。
仕様編
- 規格袋の安全性について教えてください。
- 食品衛生法やJIS規格に準じた試験や管理および溶出試験に適合した製品です。
- 規格袋の製品仕様書やSDS・衛生証明書などの書類は発行できますか?
- 発行できます。弊社営業担当者までご依頼ください。
- プラマークに記す材質表示を教えてください。
- 軟包装については、プラマークに製品ページの【識別表示例】を合わせて記載してください。
- 規格袋のカット加工はできますか?
- 別注にてカット加工、コーナーカット加工など承ります。一部できない加工もありますので、詳細につきましては営業担当者まで問い合わせください。
- 規格袋の梱包方法はどのようになっていますか?
- 外箱:段ボールケース、内袋:PE袋、です。
- 規格袋への印刷はできますか?
- 既製の規格袋へ後加工で印刷することはできません。
別注で承ることはできますので、営業担当者へご相談ください。 - 規格袋にラベルを貼ってもらいたいのですが?
- 申し訳ありませんが、そのような二次加工は承っていません
サンプル編
- サンプルの依頼はできますか?
- もちろん承ります。ご注文の前に必ずサンプルで内容物との適性、容量・サイズ、充填に問題がないかなどをお確かめください。サンプルは少量でしたら、初回は無料です。つつむすびからサンプルをご請求いただくか、営業担当者へお問い合わせください。
サンプルの回数やご要望数量によって費用がかかる場合がございます。 - サンプルのカット加工はできますか?
- カット加工、コーナーカット加工など承ります。一部できない加工もありますので、詳細につきましては弊社営業担当者へお問い合わせください。
- サンプルを依頼した場合の納期を教えてください。
- サンプルの内容や数量によります。営業担当者へお問い合わせください。
ご使用上の注意編
- 規格袋の保管方法は?
- 直射日光、高温多湿を避けて保管してください。一度開封した製品は、ほこりや異物が入らないようにテープで再封し保管してください。
- 規格袋に使用期限はありますか?
- 使用期限の設定はありまませんが、製品の品質が維持できる期間の目安はご購入後6カ月間です。ただし、保管状態によっては黄変や退色が進行したり、強度の低下や劣化が進みます。長期間保管された製品は基本的に買い替えを推奨しています。
- 賞味期限はどの程度の期間を設定したらよいですか?
- 内容物の性質( 水分活性・塩分濃度・糖度など)や殺菌条件、保管条件などによりさまざまです。サンプルで試験を行い、ご確認ください。
- 規格袋の選定基準を教えてください。
- 内容物の特性( 液状・粉状・酸化対策・湿気対策・保香など)、殺菌条件( ボイル・レトルト温度など)、包装条件( 真空・脱気・ガス充填・脱酸素剤使用など)、輸送保管条件( 冷凍・冷蔵など)があります。
別注編
- 1. オリジナルの印刷や規格袋にないサイズ・材質構成は対応可能ですか?
- 別注品として承ります。詳細につきましては弊社営業担当者へお問い合わせください。
- デザインの依頼はできますか?
- イメージやご要望などがありましたらお聞かせください。デザインのご提案をさせていただきます。
- 別注品の納期を教えてください。
- 製品仕様(材質構成や印刷の有無など)によりさまざまです。詳細につきましては弊社営業担当者へお問い合わせください。
- キャップ付ではない注ぎ口の付いた規格袋(つめかえ用)はありますか?
- 規格袋にはありません。別注品で承ります。
- UVカットできる規格袋はありますか?
- アルミ箔を使用した規格袋をご使用ください。透明フィルムの規格袋にはありませんが、別注品で承ります。
- 電子レンジに使用できる規格袋はありますか?
- 規格袋にはありません。密封状態では電子レンジのご使用はできません。また、アルミ箔を使用した製品もご使用できません。
廃棄編
- 規格袋を廃棄する際はどのように分別したらよいですか?
- 産業廃棄物(産業活動に伴って発生する廃棄物)または一般廃棄物として各自治体の定める方法に従ってください
- 規格袋を燃やすとダイオキシンなどの有毒ガスは発生しますか?
- ダイオキシンは焼却方法によってはどんなものからも発生する可能性があります。今ではゴミ焼却施設の最適化が行われ、800℃以上の焼却温度でダイオキシンはほとんど発生しなくなりました。
設備編
- 充填シール機・キャッパーなどの設備について教えてください。
- 卓上型の簡易包装機から全自動包装機まで、お客様のご要望に応じご紹介させていただきます。
- ヒートシール温度は何℃が適正ですか?
- ヒートシールは温度・時間・圧力などのバランスにより決定されます。また、フィルムの材質構成、さらにはシール機種、シール方法によっても異なります。複数条件で試験をしていただき、貴社の最適条件をご確認いただきますようお願いいたします。
- 充填の委託ができる会社を紹介してもらえますか?
- ご要望の内容やご条件により、ご紹介可能です。営業担当者までご相談ください。